はじめまして。
私は高卒・カネなし・コネなし・経験なしで行政書士として開業したおしかせといいます。
今年の行政書士試験が終わりましたね。
受験された皆様お疲れさまでした。
友人が受験していたので
私も解いてみたのですが相変わらず難しいですね。
試験日から少し経ちましたが、
記述待ち組、来年の受験検討組の皆様は
合格発表までどう過ごされますか。
もちろん正解なんてないんですけど
私はこう過ごしてたよ、という一例を共有することで
燃え尽きてしまっている方の参考になれば幸いです。
もしくは勉強再開したいけど
気力が回復していない方の息抜きになればいいなと思います。
今回も最後まで読んでいただけると嬉しいです!
自己採点の結果不合格確定だった年の過ごし方
思い出したくもないですが、
見直しで2問も書き直して一般知識足切りになった年の私を振り返ります。
まず立ち直るのが大変だったので
勉強再開どころではなかったです笑。
私と同じとまではいかなくても、
ちゃんと読めばわかったのに・・・!
時間が足りなくて全力を尽くせなかった・・・
みたいなことはままあると思うのです。
これはもう切り替えなんて簡単な言葉でじゃあ片付けられないです。
だってそのくらい勉強してきたんだもの。
というか落ち着いて解けば解けたんだもの。
その点、自分で準備不足だったと思っている場合は回復が早いように思います。
来年までにちゃんと準備しようと思えますからね。
毎年鬼門難問が話題になる試験ですから、
たっぷり準備をして模試では200点を超えていても
本番ではどうにもならないこともあります。
そうすると、来年の受験が怖くなるんですよね。
みたいな不安に似た感情になる人もいるかもしれません。
もうあんなに頑張れる気がしない、
でも諦めることもできない、
・・・・つらい。
そんなとき、私はどうやって過ごしたか。
とにかく同志と慰めあっていました。
いやわかるよ。私も書き直したし。
来年は一緒に合格したいよね・・・
といった具合です。
こういった仲間がいたことは
予備校に通っていてよかったなと、本当にそう思います。
伊達に受講料高いだけじゃなかった笑
いつから勉強を再開したか
これは明確に覚えています。
12月1日でした。
11月は休もうと決めて、
ゆっくりするはずだったのですが、
一通り落ち込んだら焦りの方が勝ってしまって。
自分の中で再開する準備が整った感じもあったので
キリ良く12月1日から着々と進めていきました。
とはいえ
まだ悶々とする気持ちも残ってはいたので
テキストの余白に
迷ったら選ばない!次の問題にいく!
15時くらいがきつかった。
みたいな当日の感想をテキストに書き散らして
テキストを読み直すたびに当時の気持ちを忘れないようにしました。
どれだけ悔しくても辛くても
梅雨の湿度でやる気が削がれる頃には
当時の気持ちは薄れてしまうんですよね。
1年間モチベーションを維持できたのは
テキストに散らばった自分の感情むき出しの文字を
嫌でも目に入るようにいていたからかもしれません。
再挑戦か撤退か悩まなかった?
これに関しては全く悩まなかったです。
単に気力がない、不安だ、というだけで撤退するつもりはありませんでした。
この点、もしすでに安定した生活を手に入れていたら
撤退していたのかもしれないと思います。
なんとしても貧乏生活から脱出したい!という
ハングリー精神のみで受験していました笑。
対して、恩師は撤退する人を称賛していました。
「辞める勇気」は全員にあるものではない、と。
私もそう思います。
本気で挑んだ試験を辞めると決断するのは難しいです。
現在、来年受験をどうするか悩んでおられる方は後悔のない選択ができますように。
自己採点の結果記述待ちだった年の過ごし方
合格後の準備をしつつ、万一の心の準備もしていた
この年は記述待ちと言っても「たぶん大丈夫」ぐらいの余裕がありました。
とはいえ、記述採点はブラックボックス。
講師も「来年の申込みは一旦保留でいいんじゃない?」
ぐらいまでしか言ってくれなかったのが不安でした。
(絶対大丈夫なんて言えるわけないのですが笑)
記述部分点なかったらどうしよう
周囲がおめでとうの空気になっていく・・・
みたいな不安がいつも頭の片隅にありました。
この2ヵ月はとても長く感じましたし、
合格発表の数日前からはずっと胃の調子がおかしかったです・・・。
ではこの期間何をしていたかというと、
合格・不合格それぞれのスケジュールを想定して計画を立てていました。
不合格だったらすぐさま勉強を再開できるように、
合格の場合は祝賀会に参加できるように日程確認を。
予備校のパンフレットなどで
合格祝賀会の様子をご覧になったことがある方も多いと思いますが
あれ、ずっと憧れてたんですよね
東京は遠いので下調べしつつ、
ダメだったときのために来年度講座も調べつつで
ずっとふわふわしていたように思います。
私の場合すぐ開業できる環境ではなかったのですが、
合格直後に開業したい方はこの2ヵ月の間にできることがたくさんあると思います。
本会(各都道府県の行政書士会)のサイトに手引き等が用意されていますので
それらを参考に申請準備を始めていきましょう。
例年、合格発表直後は登録者が増えます。
先着で翌月登録にまわることもあるそうなので
とにかく早く登録したい、という方はこの期間は有効に活用したいですね。
記述待ちでありながら勉強はしていなかった
万一のときの心の準備はしていて、
翌年の予備校申込みも視野に入れてはいたのですが、勉強自体は再開していませんでした。
おそらく大丈夫、というのも理由のひとつですが、
何よりもう気力・体力ともに限界でとにかく休みたかった、というのが1番の理由です。
足切りの年のように勉強していないことに焦る気持ちもなく
頭の片隅でずっと「合格していますようにー!」と願いつつも、
数年ぶりにゆったりとした気分でお正月を過ごすことができて
とても充実した気分だったのを覚えています。
発表当日は想像以上に緊張した
結局この年に合格したのですが、当時会社員だったので合格発表の時間はもちろん勤務中。
こっそりお手洗いに抜け出して確認。
スマホを持つ手に力が入って震えてました。
本当に緊張しました笑
自分の番号を見つけても信じられず、
スクショを恩師に送って確認してもらいました。
「本当によくがんばりましたね」って声をかけてもらって
ああ頑張ってきて本当によかったな・・・と力が抜けたのを覚えています。
自己採点ではおそらく大丈夫だろうという点数が取れていたとしても、
記述次第の状況だと精神的にきつい。
まとめ
今回は久しぶりの更新ということで、
リハビリがてら単なる経験の共有な内容になりました。
次回からはもうちょっと実のあるお話ができればいいな笑
今回も最後までまでよんでいただきありがとうございました。