はじめまして。
私は高卒・カネなし・コネなし・経験なしで行政書士として開業したおしかせといいます。
今回は資格試験のモチベーションについて。
勉強のモチベーション維持の方法に関しては検索すればたくさん出てきますが、
皆さん状況は様々だと思うので、私の経験も参考に加えて頂ければと思い、状況別にいろいろ書いていこうと思います。
ちなみに参考までにお伝えすると、私の性格はズボラでヘタレで小心者で楽しいことが好きです。
私と似た性格の人には共感していただけるかもしれません。
逆にきっちり計画通り進められる方には参考にならないかも・・・。
共感するところがある方も全然違う方もぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。
資格試験に合格したい気持ちと勉強のモチベーションは別物
痩せたくてもおいしいものは食べてしまうのと同じで、
本気で合格したくたって机に向かうよりスマホを触りたいときもあると思います。
個人の考えですが、これはもう仕方がないと思います。
情報収集だと自分に言い訳してTwitterを見ていたら数十分・・・
なんてことはほとんどの受験生が経験していると思うのです。
他にもアーカイブが今日までの配信とか
どうしても気になるスポーツの試合とか
私たちの時間を奪おうとするものはたくさんあります。
普段仕事や家庭のことで忙しいので隙間くらいは自分の時間にしたいと思うのは当然のことだと、怠けているわけじゃなんだとまずは諦めましょう笑。
【状況別】私のモチベーション維持対策
疲れた、休みたい、休憩させてほしいとき
1日働いてすでに疲労困憊。
そういうときはスマホを手放して10分間真っ暗にして目を休ませていました。
目を閉じているだけでも脳を休められると聞いて試していたのですが、
確かに随分と体力が回復します。
けっこうおすすめです。
残りの体力0まで疲れているときはそのまま寝てしまう可能性あり
※そこまで疲れているときはいっそ寝てしまったほうがいいのかもしれません。
なんとなく勉強する気分になれないとき
やったほうがいいのはわかっているけどちょっとゲームしたい。
そういうときは自分の機嫌を自分で取るしかありません。
ということで自分をおだててなんとかテキストを開かせます。
やり始めたらやる気になってくれるかもしれない作戦です。
このとき、「将来の自分を想像する」とか「合格報告を喜んでくれる人を想像する」というのはあまり効果がないです。
だって「今はゲームがしたい」のであって、将来のことや周囲の人のことは一旦頭の隅に追いやられているからです。
※あくまで私の場合です!
というわけでなんとか自分の機嫌を取って
と自分を説得するのです。
これは本で知ったのですが、人は作業を始めると脳が刺激されてドーパミンが分泌され、やる気がでてくるそうなのです。(作業興奮というそうです。詳しくは検索を!)
一旦掃除を始めたらどんどん止まらなくなるのもこのためなのだとか。
それを知ってから上記のように自分をおだてて(?)なんとか少しだけでも机に向かうように仕向けました。
実際は「とりあえず開く」も難しいですけど、それでも繰り返して勉強を習慣にできるとなんとなく勉強する気になれないと感じるより前にテキストを開くようになります。
習慣にできたら勝ち!です。
合格できる自信が持てなくて心折れそうなとき
同じ過去問で繰り返し間違えたとき、模試のあと、勉強仲間の知識量に触れたとき・・・
自信がなくなって「なんかもう諦めてしまおうかな」と思うことがありました。
自分なんかが本当に合格できるのだろうか。
もしかしたらずっと無駄な勉強をしているのではないだろうか。
「諦めてしまおうかな」と言いつつすでに結構な時間を費やしてきているのでそう簡単に決断できない。
かといってそもそも自分には無理な資格だったのなら(私は複数年落ちてます)、早めに見切りつけたほうがいいのではないか、など色々悩んでいるうちに過ぎていく時間・・・
私と同じように悩んでいる方がおられたら、ぜひ、不安な時こそ勉強してください。
やったらやった分だけ自信に変わります。
インプットよりはアウトプットで自分の知識量を確認するといいです。
前回違えた過去問ばっかり解いてみて、過去の自分よりも解けるようになっていることを自覚させる。
テキストを読み返して、初めて学習したときよりスラスラと読めて理解が深まっていることに気づく。
とにかく、ゆっくりではあるけどちゃんと進んでいる!どんどん勉強してさらに進め!作戦が私には効きました。
それでも不安で勉強に集中することも難しくなってしまったら、
その時は応援してくれる人のことを考えましょう。
合格報告をするんだ、喜んでくれる顔が見たい!と強く意識できて、
「合格できなかったらどうしよう」よりも「合格する力がつくまでこつこつ勉強しよう!」に切り替えられるといいと思います。
暑い・寒い・湿度が高いなどでやる気が出ないとき
これはもうシンプルに快適空間にするべし!です。
暑すぎても寒すぎても我慢はできますが、効率が悪いです。
というわけでエアコン、除湿器などなど使えるものは使いましょう。
私は湯たんぽや首に巻くひんやりグッズなどエアコン以外も色々活用していました。
特に夏はついつい冷たい飲み物が欲しくなりますが、過去に痛い目に合ったのでなるべく常温で満足できるように他で対策をしていました。
勉強に適した気温・湿度は人それぞれ好みがあると思いますが、
参考に文部科学省の学校環境衛生基準を見てみるのもいいかもしれません。
これによると、気温18℃~28℃、湿度30%~80%が望ましいそうです。
個人的には湿度80%って高くない?って思ったんですけど、
他にも照明の明るさとか色々基準が記載されていて面白かったです。
番外編:失敗だったモチベーション維持対策
私のモチベーション維持対策は、ほとんどの場合「自分の機嫌を取って快適な学習環境を整えてあげる」で解決しました。
しかしそこにたどり着くまでは失敗もありました。
せっかくの機会なので私には合わなかった対策法も紹介したいと思います。
静かな学習室を利用する
→「音を立てるのに気を遣う雰囲気」が小心者の自分には緊張しすぎて集中できず。
ちょっとだけだらだらしてから勉強する
→ずっとだらだらしたままその日が終わります。時間が経てば経つほど布団から抜けられず、腰は重くなるのです。※個人の感想です。
仲間に進捗を聞いてみる
→人と比べるきっかけになってしまってダメでした。
私も全然できてないよ!を期待したらすんごい先を行かれていたパターンですね。
自分のダメっぷりを再確認するようで恥ずかしいですが、
どなたかのお役に立てて頂ければこんなに嬉しいことはありません。
上記3つの方法も合う人には使えると思うので、あなたの性格や状況に合わせて使える内容があれば参考にしてみてください。
まとめ
今回は勉強のモチベーション維持について私の経験を書いてみました。
もちろんこれが正解なんてことはなくて、
早朝ならできるとか、みんなが寝静まった夜中のほうが集中できるとか、自分の快適な学習環境を探って上手く機嫌をとって、本試験に向けて進めていきましょう。
最後まで読んで下さってありがとうございました!