独立開業後 PR

カネなしコネなし経験なし行政書士の1年目に悩んでいたこと

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はじめまして。
私は高卒・カネなし・コネなし・経験なしで行政書士として開業したおしかせといいます。

今回は開業後に悩んでいたことについて。
中でも1年目に頭を悩ませていたことについて書こうと思います。
ちょっとネガティブなお話も出ますがそれもリアルということで・・・
ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。

1年目はずっと困って悩んで苦しんでいた

そもそものお話なのですが、私の場合1年目はずっと辛くて笑。

報酬額は相場を調べて決められても、どんな場合にオプションを加算するのか上手く線引きができなかったせいで割に合わなくなってしまったり、確認すべき事項が最低限しかできていなくて二度手間三度手間になってしまったり。

未経験が故に依頼者の質問にその場では答えられないかもしれないという緊張感もしんどかったです。

会社員との兼業だったので体力的な大変さももちろんありましたけど
「許可1つでこの会社の運命を左右する」ということにひたすら怯えていた記憶があります。

とにかくわからないことが多すぎてひとつひとつを積み重ねるというよりも
積み重ねては壊して積み直しながらもこれでいいのか不安、みたいな時間が続きました。

1番悩んでいたこと

頑張っても成果に繋がらない辛さ

先述のとおり濃い霧の中で彷徨っているような時間の中でも
特に悩んでいたことがありました。

それは仕事をしても全然お金にならないということです。

当たり前ですが行政書士の仕事は成果報酬型です。
ずっと事務所にいるだけでは報酬はもらえません。

たとえ夜遅くまで作業をして事務所ホームページを更新しまくっても依頼がくるまでは0円です。

それは覚悟というか理解していたつもりなのですが、
お問合せを頂いても受任できなかった時のダメージは結構大きかったです。

これは未経験で開業した代償(?)でもあると思うのですが

①お問合せを頂く

私の心境)やったことないけど面談までに調べまくるぞ!

②必死で制作した資料とともに説明&ご提案

私の心境)受任になったときのためにさらに調べる!書籍追加購入!

③お断りのご連絡

私の心境)ああ・・お力になれず、利益もでなかった・・・

 

おしかせ
おしかせ
使われない手引きが溜まっていく・・・

みたいな笑。
笑いごとではないんですけど今考えてもかわいそうで笑ってしまう。

結果から言えば無駄ではないですし、
なんだかんだ色々な業務の依頼がくるのでそのうち役に立つんですけど、
そういったこともわからないので、

おしかせ
おしかせ
ホームページに書いてない業務の問い合わせに対応しようとしたけど無駄な努力だった・・・

みたいに思ってしまったんですよね。
受任に繋がらなかったことにもお金に繋がらなかったことにも毎回しっかり凹んでいました。
辛かったなあ。

今思えば自信なさげだったかな、とか
もう一押しする営業力があってもよかったかな、とか思わないこともないのですが
当時は必死でそこまで考えられる余裕はなかったんだと思います。

その後

ではその後どうなったかというと、
必死で調べて集めた資料や情報たちですが、
今に活きているものもあればもう何の業務だったか忘れてしまったものあります。

ご縁がなかった業務についてあれこれ調べていた時間はお金にこそなりませんでしたが
検索力のUPに繋がったり雑談に使えたりと完全な無駄ではなかったかなと(今は)思います。

飲食店だって仕入れたもの全部を使いきることは難しくロスしてしまうこともあると思うので
行政書士は知識が仕入れであることを考えると「まあロスもあるよなあ」と切り替え(開き直り?)ました。

そしてホームページに関しては更新していけば少しずつ検索に引っかかるようになり、段々お問い合わせが増えていきました。
※ただ、効果がでるまで更新しつつも本当にこのやり方でいいのかみたいな不安はずっとありました。ここは精神力が試されました笑

その「効果がでるまで」ってどのくらいなのか気になるところですが、それはサイトの形態や更新頻度、SEO対策によると思うので一概には言えません。
ネットで集客すると決めたならひたすら更新あるのみ!

実務については、役所のサイトや手引きだけでは不安の部分も多かったのですが、
百聞は一見に如かずで、一度やった申請は次の自信になるので徐々に辛いことが減っていくという感じでしょうか。

しかしまた次の課題にぶち当たるので辛いことはなくなりません。
残念なお知らせですが、小心者だったり打たれ弱かったりする人(私のことです)はこの仕事をしている限りずっと心臓が痛いし楽しいより辛いことの方が多いと思っています。

おしかせ
おしかせ
それでも辞めたくはなくて、できればずっとこの仕事をしていたいと思っているのが不思議です。

まとめ

今回1年目の辛かった話をつらつら書いたのには訳がありまして。
ご近所の新人行政書士さんが当時の私と同じような状況にあり、
もういっそ辞めてしまおうかと悩んでいたからなのです。

これまでに自分で事業をしたこともなければ実務経験もなく、
何もわからないのに誰も助けてくれないあの感じは当たり前のことといえども
メンタル弱い勢にはとてもつらい。
そんなの分かってて独立したんだろと言われればその通りなのですが、
辛いもんは辛いのです。

というわけで
こんなちっぽけなブログでも「同じ思いをしている人はいるよ」と伝えたくなってしまって書きました。

暗い話も多くなってしまってすみません。
正しい努力を続ければきっと続けていける業界だと思いますので一緒に頑張っていきましょうね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!