はじめまして。
私は高卒・カネなし・コネなし・経験なしで行政書士として開業したおしかせといいます。
今回はタイトルのとおり行政書士試験受験生時代の後悔を5つご紹介します。
真剣に行政書士試験に向き合っている方から行政書士試験ってなに、難しいの?くらいまでの方向けです。
私はこの試験に複数回挑戦しています。
根性だけで合格したので「いや、それくらい知ってたでしょ」みたいなこともあるかもしれませんが、本当に知らなかったんです。
この記事を読んで5つとも共感できなかったあなたは合格に近いかもしれません。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
【後悔その①】国家資格・行政書士試験をなめてた
最大の敗因です。
職務上請求書を使ってお客様の住民票を取得できたり、
お客様の人生がかかった許認可を代行する=一歩間違えると損害賠償請求もあり得るようなお仕事の資格が簡単にもらえるわけがない。
が。
当時の私は国家試験=高校入試よりは難しいんだろうなくらいの感覚でした。
なんせ大学入試も挑戦してないから。。
ちゃんと合格率とか調べてたんですよ?
それでも自分はやったらできる子だという謎の自信がありまして。
と予備校の講義を受けるだけしかしていませんでした。
予習も復習もなし。
模試の結果が悪くても先生が「ここから挽回した人はたくさんいる!諦めるな!」というので、予備校にさえ通っていれば合格させてもらえるんだろうな。という考えでした。
今更ながらほんとダメだな・・・
結果はもちろん不合格。ここでやっと本気になりました。
翌年、趣味も友達も放置して必死で勉強しました。
模試もいい感じでしたがまさかの一般知識足切り。
合計点数は足りていたのでショックは相当なものでした。
また10~30万円の受講料を払わないといけない。
来年受かる保障もない中で頑張り続ける辛い1年がまた始まる。
でも今更撤退もできない。かけてきた時間とお金を無駄にしたくない。
↑のようなことをぐるぐると考えていました。
国家試験に本気で取り組んで不合格だった経験がある方は共感してもらえるんじゃないかと思うのですがこのぐるぐるした感情も本当に辛いです・・・
そんな当時の日記は書き殴った文字がびっしり。
2回目は再挑戦といった感じでしたが3回目はまさにリベンジ(復讐)。
寝て起きて仕事する、以外の時間は食事もお風呂も勉強と一緒でした。
二度と戻りたくないです。
【後悔その②】予備校選びを適当にした
これも本当に大事なポイント。
高卒でサービス業しか経験がなかったので独学は選択肢になく、
どこの予備校を選ぶかだけだったんですが、これを受付の人がいい人だったからという理由で決めてしまったんです。
今思えば大手予備校は試験問題の的中率を競うように切磋琢磨し、毎年出そうなところに重点を置いて講義を行うので、予備校で決めるより講師で決めるべきだったなと思います。
相性が合うかどうかで理解度も変わります。
私は3人の先生に教えていただきましたが、どう考えても1人目の先生は失敗だった笑
・・・笑い事じゃないけど笑うしかない。
私は180点で合格できればよかったんです。でも1人目の先生は法律とは、解釈とは、その背景とは。といった具合で法律そのものをとても愛している先生でした。
開業した今、条文の読み方とか参考にしている部分はありますがそれは結果論。
1年で合格できる内容に的を絞って講義して欲しかった・・・!(責任転嫁)
予備校を検討している場合で、通学がいいなら無料体験は面倒でも受けておいた方がいいと思います。
学校の先生と同じで予備校講師にもクセがあり、それが合う合わないは今後を大きく左右します。
個人的な考えとしては講師選びは超重要!です。
対して、通信(オンライン)での受講を考えているなら、体験やガイダンス等の動画が用意されていることが多いのでこちらもぜひ確認しておきましょう。
私がお世話になったのは豊村講師。
フルカラーテキストの行政書士試験講座【アガルート】の講師です。
サンプル講義(レジュメ付き)が用意されているのでどんな感じか、合格を信じてついていけそうかなど体験されてみるといいと思います。
YouTubeにも受験生向けの動画を出されているので相性的な観点からもお試しで見てみてみるのもいいかもしれません。
合格すると最大で受講料全額返金などの特典があるのも魅力的
講座の種類も初めての人から合格まであと一歩の上級者向けまでいろんな講座が用意されています。
その講座を受ければいいか、チャート式でおすすめがわかるようになっていますがオンライン相談にも対応しているので迷っている方はぜひ。
【後悔その③】模試の大切さをわかっていなかった
いやそんなバカなとお思いでしょう。本当におバカでした。
模試は実力テストくらいにしか考えておらず、結果に一喜一憂して解説読んでテキストに書き込んでおしまい、でした。
今から模試に挑戦する方はぜひ、当日の過ごし方から考えてみることをお勧めします。
各予備校の模試は、試験当日と同じ13時から16時まで行われます。
朝起きる時間から問題を解く順番まで当日と同じように過ごして本番で1番高得点が取れるように調整する絶好の機会となるのが模試。
↑これダメの見本です
お腹すいたり、喉が渇いたり、集中力が持たなかったり、見直し時間がなかったり。
普段コーヒー片手にじっくり勉強していると想定外のことも起きますが、
当日起こってほしくないことは模試で経験して、対策してしまいましょう!
【後悔その④】焦るの遅すぎ、焦ったら焦りすぎ
これは現在リベンジ中の受験生の方には共感していただけるのではないかと思うのですが、
初めての試験、何もわからないまま勉強を続けてまだ数ヶ月ある、まだ願書も出していないし、とか言っているうちに気が付けば夏の終わり。
と思い出したら今度は一気に焦る。何をやってももう手遅れでな気がして集中できない。
テキスト読む?過去問まわす??なんか直前対策講義やるらしいからとりあえず申し込まなきゃ!!
※どうでもいいけど直前に数千円の追加講義出すのずるいですよね。。。
直前でもできることはたくさんあるけど、そもそも数ヶ月前から、なんなら1年前から勉強計画を立てておくの超大事。
「今日民法やる」みたいな具体的なことではなくて、
何月までにインプット完了、何月までに過去問何周、模試が始まるまでに◯◯しておく、直前はテキスト読み返しと憲法毎日確認、みたいな全体の流れを決めておくぐらいのゆるいものでいいと思います。
どんな計画にすればいいかわからなければ講師に聞くのが1番。
独学の方はSNSで相談したり、講師のブログなんかを参考にされるといいと思います。
【後悔その⑤】当日過ごし方が下手すぎた
これは模試を有効活用できなかった弊害です。
ふわふわした状態で試験会場に行き、
最終確認!と書かれた予備校冊子を渡され、
パラパラめくった冊子のなんか見慣れない問題にざわざわして(小心者)
現場の空気にのまれて気づいたら着席している私。
最悪です。
途中めちゃくちゃ喉渇いたし、寒いし、知らない問題出るし!
こう言ったことを想定するために模試があったんですね。
って当日気づきました。遅い。
私もですがメンタル弱い人は真剣に対策しないと当日実力を出せないなんてことになりかねません。
ちなみに私は当日不安すぎて会場でそっと泣くくらいにはメンタル弱いです。
それでも合格できるから大丈夫。
練習しまくればなんとかなります。
まとめ
今回は受験生時代の後悔を書いてみました。
実は後悔してることはまだまだあるのですが大きく分けるとこのようになりました。
これを読んでくださっているあなたはどのように感じましたか?
こんなんでも合格できるし、こんなにやらないと合格できませんでした。
今年行政書士試験を受験される方の参考になっていたら嬉しいです。
なっているといいな笑